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   JJ   @  a @   TT   SS  SS  日本テレワーク学会(J@TS)
   JJ  @  @@@ @  TT    SS    Newsletter
   JJ  @ @ @ @   TT     SS   J@TS-News Vol.219
   JJ  @  @@@@   TT     SS   発 行:2016年 9月15日
JJ  JJ   @      TT   Ss  Ss  発行人:松 村   茂
 JJJJ    @@@@@@   TT    SSSSS   編 集:広  報  部
                    http://www.telework-gakkai.jp/
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              ■ 目 次 ■
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   □ 部会&委員会持ち回り投稿シリーズ 第29回
   「『コワーキング空間』の最大の弱点とは?」学術部長 三浦拓馬
   □ 8月の新入会員のご紹介
   □【予告】第18回アカデミックサロンを11月1日(火)に開催します
   □ 編集後記


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   ● 部会&委員会持ち回り投稿シリーズ 第29回
  「『コワーキング空間』の最大の弱点とは?」学術部長 三浦拓馬●
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 テレワーク推進フォーラムが主催する2016年度産官学連携セミナーが、2016
年9月1日(木) 13:20から、お茶の水ソラシティ2Fホールで開催されました。参
加者は200名以上で大盛況でした。
 日本テレワーク学会からは、松村会長が「ワークペースから見たテレワーク
~コワーキングスペースの最新動向~」というテーマでご講演されました。

 さて、今回の同セミナーの趣旨は、「コワーキングスペース等を中心に、在
宅やモバイルを含めた広い意味での『テレワークスペース』に焦点を当て、効
果、課題、将来展望などを産官学の多面から取り上げた。」とあります。
 テレワークの施設空間をテーマにした研究は、当会の今年度の第18回研究発
表大会でも大きなテーマとして取り上げられていました。

 今回のセミナーでコワーキング空間の事例として発表されたのは、以下の3事
例でした。

  1「テレワーク推進の為の有効なワークスペースとは」
         ライフ&ワークデザイン株式会社 置鮎佳典氏、
  2「つながる場、としてのコワーキングスペースの効果」
         コクヨ株式会社 川村卓夢氏
  3「コニカミノルタジャパンにおけるサテライトオフィス活用事例について」
         コニカミノルタジャパン株式会社 牧野陽一氏
 
 なかでも、ビジネス・エアポート(丸の内、大手町、品川、表参道)を運営
する東急不動産系のライフ&ワークデザイン株式会社は、都内有数の立地環境
と、空港のビジネスクラスラウンジをイメージしたファシリティの充実さにお
いて注目を浴びていました。

 コワーキングの定義はいろいろありますが、オフィス用空間や、ミーティン
グスペース、個室会議室などを共有しながら、それぞれの会員やメンバーは、
あくまでも独立した仕事を行うという共同型の空間を指すとされています。

 テレワークをする人にとっては、自己の拠点としてばかりでなく、移動中の
執務スペースとして活用するケースが多く、そのため独立自営業者だけでなく、
企業に属するビジネスマンでも個人的に会員になることもあるように聞いてい
ます。

 さて、筆者もまた、丸の内のコワーキングにオフィスを構えて日々活動する
一人でもあります。そのメリットは、いろいろと上げられていますが、その立
場で敢えてコワーキングスペースに共通している弱点を上げるとすれば、それ
は「声」の問題ではないかと考えています。

 例えば、図書館で仕事をしていて、その場で大きな声で電話をするのは問題
なのは言う迄もありませんね。それと同じで、コワーキングの執務空間では、
基本的にどの施設でも電話は禁止としているところが多いようです。(ビジネ
スエアポートでは、そのためにコンシェルジュの脇に電話専用のボックス空間
が設置されています。また大手町ではTV会議用の専用スペースもあるようです)

 コワーキングの第二次ブームの時代には、オフィスビルをコマ分けにして分
散型オフィスとして貸し出すオフィスが多く登場しました。しかし、それらの
施設の多くは、継続が困難になり閉鎖してしまったところが少なく有りません。
その要因は、やはりパーテーションで区切られても〝だだ漏れ〟してしまう
「声」が原因だったと私は認識しています。

 テレワークは遠隔で仕事をするが故に、コミュニケーションの課題が最も大
きいといえます。コミュニケーション機能を賄うツールとしての電話、あるい
はWeb会議、あるいはTV会議、そして単純な通話が、執務と一体となりにくいと
いうことが共通した弱点といえるようです。

 次のコワーキングの施設空間を設計する方には、こうした顕在化した課題に
向き合い、優れたアイデアを空間設計に活かしてほしいと思います。共同的空
間とプライベート空間の融合の課題とでもいうのでしょうか?


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           ● 8月の新入会員のご紹介 ●
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敬称略

1)学生会員

  氏名:安藤寛之(あんどうひろゆき)
  所属:スポチュニティ株式会社

 これまで約18年間、システムエンジニアとしてB2BやB2C領域のシステム開発
に携わって参りました。
 現在はビジネススクールの同期と立ち上げた会社の運営や、前職の同僚企業
のサイト開発のお手伝いを行っております。
 今回、テレワークの研究に興味をもったのは、前職時代に実施された”次世
代経営者育成プログラム研修”において、地方創生をテーマとしてビジネスモ
デルの検討を課題として与えられたのがきっかけとなります。
 その中で、テレワークを活用して人の流動性を高めることも検討しました。
 しかしながら、テレワークが日本では浸透しきれていないと感じ、それはな
ぜなのか、また成功している企業はなぜ成功しているのかをビジネスとしてで
はなく、研究として考えようと思い、今春、北陸先端科学技術大学院に社会人
学生として入学しました。
 今後は、ネットワーク上での価値創造を、経営的な視点、特にテレワークに
おけるリーダシップスタイルに関して勉強したいと思い、今回入会を希望して
おります。

2)正会員

  氏名:松丸心一
  所属:松丸心一社会保険労務士事務所

 中小企業のために職場意識改善助成金(テレワークコース)を活用して、テ
レワーク(特に在宅勤務)を社労士として推進したい。


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  ●【予告】第18回アカデミックサロンを11月1日(火)に開催します ●
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 昨年、大好評を博した「テレワーク月間協賛アカデミックサロン」を、今年
も11月1日(火)に、同じく(株)内田洋行東京ユビキタス協創広場CANVASを会場に
開催します。(定員100名・参加無料)

 現時点では詳細未定ですが、決定次第お知らせし、参加申し込みの受け付け
を開始しますので、ご期待ください。

(参考)昨年の第17回アカデミックサロン模様
http://www.telework-gakkai.jp/as17th_result/


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              ● 編集後記 ●
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 今日9月15日は「中秋の名月」。残念ながら満月ではありませんが、かなり大
きく丸い月を眺めることができます。
 来年には、その大きな月面を、民間プロジェクトHAKUTOのローバーが駆ける
予定です。日本から見える“餅をつく兎”よりは遙かに小さい兎ですが、オオ
クニヌシに天下を平定させた因幡の白兎が月の世界で走り回る姿を是非、見て
みたいものです。
                       (副会長兼広報部長・國井)

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     〒990-9530 山形県山形市上桜田3-4-5
     東北芸術工科大学 総務課内 日本テレワーク学会 事務局
     URL: http:/www.telework-gakkai.jp/
     e-mail(事務局): jats-enquiry@telework-gakkai.jp
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