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   JJ   @  a @   TT   SS  SS  日本テレワーク学会(J@TS)
   JJ  @  @@@ @  TT    SS    Newsletter
   JJ  @ @ @ @   TT     SS   J@TS-News Vol.205
   JJ  @  @@@@   TT     SS   発 行:2016年 2月15日
JJ JJ   @      TT   Ss  Ss   発行人:松 村   茂
 JJJJ    @@@@@@   TT    SSSSS   編 集:広  報  部
                    http://www.telework-gakkai.jp/
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              ■ 目 次 ■
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   □ 部会&委員会持ち回り投稿シリーズ22回
      「『現象』としてのテレワークをどう捉えるか」
                       企画部 部長 熊野健志
   □ 日本テレワーク学会第18回研究発表大会のお知らせ
                   (発表申込み開始) (一部訂正)
   □ 編集後記


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   ● 部会&委員会持ち回り投稿シリーズ 第22回
         「『現象』としてのテレワークをどう捉えるか」 ●
                       企画部 部長 熊野健志
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 一週間あまり前、とある量販店で買い物を終え、エスカレータにのってクレ
ジットカードを財布にしまおうとした、その時、手元からはじかれたようにク
レジットカードが滑り落ち、ノーバウンドでエスカレータと側板の間にするり
と落ち込んでしまいました。そのカードは、クレジットカード、航空券、定期
券、メトロ、suicaと日々の生活には欠かせない代物。おろおろと年若い
店長に申し出たところ「わかりました!ちょっとお待ちください!」とにこや
かに言い置いて、待たされること30分。ひらりひらりと踊るように戻ってき
た店長は、「お客様、エレベータ保守会社に問い合わせたところ、ぜ~えんぶ、
分解しないと取れないそうです!再発行してみてください」と爽やかに応えて
くれました。
 「してみてくださあぁい~・・してみてくださいとは何事だ、するしかねぇ
だろう」などと独りごちながら、途方もない後始末に取り掛かったのでした。
 それから一週間過ぎて、未だに再発行カードは手元に届かないのですが、
「これをなくしたら再発行はできませんからね」と、くどく念押しされた昔懐
かしぺらぺら定期券と同行者に毎度気兼ねしながら切符を買いに走る生活が続
いています。そればかりか、財布の残金が足りなくて買い物や飲み会にも支障
がでるわ、「カード、カード、カードは、・・・ないっと」ネット通販もおあ
ずけ状態が続いています。
 思うに、情報化社会とは知らず知らずのうちに生活のありとあらゆる作法を
変えてしまっており、遡行することはなかなか難しいようです。どうしても新
しい手段に依存してしまいます。そういえば、最初から狩猟採集で生きている
縄文人に対し、稲作という手段を手に入れた弥生人のほうが、圧倒的に餓死者
が多かったそうです。だからといって稲作という手段を放棄することはできな
いでしょう。飢餓に対しては、新たな手段でそれを防いでいくしかないのです。
 ここでの「稲作」は単なる手段というよりは、大陸からやってきた新しい潮
流、あるいは現象とでも言うべきです。一粒が50倍にある麦に対して、一粒
が200倍以上にもなる米を知ってしまったらもはや後戻りはできず、田にで
きる土地はことごとく田にし尽くし、多くの民衆のライフサイクルから社会体
制、人材育成から経済に至るまでこの稲作という礎の上に築かれることになる
のです。
 さてテレワークです。クレジットカードは言うに及ばず、ワードプロセッシ
ング、電子メール、SNS、クラウドストレージ、電子決済、無線LAN・・・
我々の生活も職場も、もはや遡行不可能な様々な技術がモザイクのように重な
って構成され、その構成はますます複雑さを増しています。これらを無視して
ライフスタイル・ワークスタイルを語ることは不可能でしょう。テレワークは、
もはや単なる手段といえる状況ではなく、新たな潮流、むしろ現象という捉え
方をすべきではないでしょうか。その現象の捉え方が生半可だとそれ自体が社
会的なリスクを生み出しかねません。仕事の世界にも金融恐慌のようなパニッ
クが生まれないとも限らないのです。一方でこの現象の本質を捉え、的確に社
会に組み込んでいくことが、この先、50年100年の社会の礎になるはすで
す。
 ところで、2007年以来、政策に一貫して「テレワーク」の文字を絶やさなか
った安倍政権ですが、主要な政策である「まち・ひと・しごと創生総合戦略」
においても「一億総活躍社会」においてもテレワークは、ほんの数ヶ所、手段
として述べられているに過ぎません。多くは過去、あるいはすでに顕在化して
いる事柄に対する政策であり、来るべき潮流、これからの現象についての視点
が大きく欠けている、と思うのは私だけでしょうか。情報通信技術が彩る未来
を語る政策にあってこそテレワークが議論されるべし、と思う年初でした。


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   ● 日本テレワーク学会第18回研究発表大会のお知らせ
                  (発表申込み開始) (一部訂正) ●
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※先般、ご案内申し上げました第18回大会のお知らせについて、一部訂正がご
 ざいますので、再送させていただきます。
 発表申込み期限について、3月4日(土)とご案内致しておりましたが、3月5日
 (土)の誤りですので、お詫びのうえ、訂正させていただきます。

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日本テレワーク学会会員各位
                第18回研究発表大会実行委員長 三浦拓馬


 日本テレワーク学会第18回研究発表大会を以下の要領で開催します。
                   http://www.tw2016chiyoda.info/


■大会会期:2016年7月2日(土)・3日(日)

■開催場所:ちよだプラットホームスクウェア 4F・5F会議室
      〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3‐21
      会場TEL:03-3233-1511 FAX:03-3233-1501
      http://www.yamori.jp/access/

■本大会のメインテーマ:
 激動の時代を切り拓くテレワーク
 ~自律と協働・都市と地方のネットワーク拠点から新たな視点を求めて~

※2016年は、社会、経済、政治、情報、国際、地域等様々な領域で「激変」
 を体験する年になると言われています。
 私たちの研究テーマであるテレワークもまた、この「変化する潮流」と無
 関係ではありません。
 そこで、いわゆる従来型のテレワークの研究領域、例えばワークライフバ
 ランス、BCP、地域活性化に効果的なテレワーク等という既成の枠組みを外
 し、より大きな視点からテレワークの在り方を捉えなおしてみようと考え
 ました。

■発表の種別:
 今回は、セッションテーマを設定しました。
 また、カテゴリは従来通り、論文部門、報告部門、企画セッション部門の
3種類に分かれます。
 応募の際は、下記のセッションテーマを選定していただくか、テーマ区分
に該当しない場合は「一般」と明記して応募してください。

□セッションテーマ:

   ・テーマA「定義」:テレワークを再定義する
       (ex)マクロ経済学、社会情報学等からの新しい視点、等

   ・テーマB「空間」:新しい「場」の創造
       (ex)ワークプレイス革命がもたらすテレワーク空間とは? 等

   ・テーマC「経営」:マネージャの意識改革がもたらす可能性
       (ex)クラウドソーシングの活用、等

   ・テーマD「社会」:女性活躍社会への新しい視座
       (ex)働き方改革の行方、等

   ・テーマE「一般」:上記 テーマAからDに該当しないテーマ

※セッションテーマ設定の趣旨
 テーマAは、手段やツールとしてのテレワークの利活用という視点を脱し、
例えば、マクロ経済学から見たテレワークの価値の発見等の視点からテレワ
ークを再定義してみようという試みです。
 テーマBは、急激にイノベーションが進むテレワークの「場」の変革。今回
の開催会場であるちよだプラットフォームスクウェアは、場と働き方に変革
を促した先進の空間。だからこそ「場」を見直したい。また、「ふるさとテ
レワーク」に見る地方に生まれた新しい場も登場してきています。
 テーマCは、ワーカーから経営者、マネージャへ。テレワーク研究の視点の
転換、クラウドソーシングに代表される新しいビジネスの広がり、経営戦略
としてのテレワークが生み出す新しい価値とは何か? を検討したい。
 テーマDは、一億総活躍時代の中で女性活躍社会の実現にテレワークがどこ
まで可能かの検証。女性の働き方革命は、新しい社会、地域、家族や人間関
係の創造に寄与するかという検討を進めます。

□部門カテゴリの内容:

   ・論文部門・・・既存研究を踏まえて、テレワークの理論的・実証的
           な考察をまとめたもの、あるいは、テレワーク実践
           等に関わるデータを包括的にまとめて考察したもの
           が対象となります。

   ・報告部門・・・理論的な厳密性より、実践性や速報性に重点を置い
           たものが対象となります。論文部門の予稿集原稿の
           形式は論文形式となりますが、報告部門は発表用資
           料を予稿集原稿としても構いません。

   ・企画セッション部門・・・統一テーマにもとづくワークショップ、
           パネルディスカション、チュートリアルなどを対象
           としています。
           研究部会の報告もこのカテゴリに含まれます。
           企画セッションには1.5~2時間(論文/報告部門にお
           ける3~4人程度の長さ)が与えられます。

 いずれの部門も、発表と予稿集の言語は、日本語または英語とします。

■参加費:

   ・会員‥‥‥2,000円
   ・学生会員‥1,000円
   ・非会員‥‥3,000円
   (※いずれも参加費には予稿集代金が含まれます。)

■懇親会:7月2日(土) 5,000円(予定)

※大会当日のお弁当の販売は致しません。
 懇親会場での懇親会参加受付は致しませんのでご注意ください。


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 日本テレワーク学会第18回研究発表大会での発表を募集します。

■スケジュール:
 論文部門・報告部門での発表を希望する方は、まず、発表の要旨を実行委
員会まで送付してください。
 採択された場合は、予稿集原稿を期限までに送付していただきます。
 企画セッションを提案したい場合は、オーガナイザーが、企画セッション
提案書を作成して、実行委員会まで電子メールにて送付してください。
 オーガナイザーはまた、企画セッション形式に応じた予稿集原稿(後述)を
取りまとめて送付する必要があります。

【論文部門・報告部門・企画セッションの締切】
  要旨提出期限: 2016年3月 5日(土)
  採択通知  : 2016年3月12日(土)以降
  原稿送付期限: 2016年5月16日(月)

■発表申込み(要旨の作成と送付):
 論文部門、および報告部門に対する発表申込み(要旨送付)は、以下の大会
WEBサイトからお願い致します。
     http://www.tw2016chiyoda.info/home

■発表要領:

□発表時間:
 発表時間20分、コメント(3~5分)+質疑応答で10分
(企画セッションは、セッションのオーガナイザーの指示に従ってください。)

□PCについて:
 会場備え付けのPCがあります。
 (備え付けPCの)MS-PowerPointのバージョンは2010です。
 インターネットは使えません。
 持ち込みのPCの使用も可能です(VGAのコネクタが必要な場合はお持ちくだ
 さい)。

■発表申込みフォーム:
 要旨には、以下の項目が含まれています。

   ・発表申込代表者氏名(所属)・連絡先メールアドレス
   ・当日口頭発表者氏名(所属)・連絡先メールアドレス
   ・共著者の氏名(所属)
   ・発表区分(論文・報告)
   ・和文題名
   ・英文題名
   ・和文要旨(200-300字程度)
   ・キーワード(5つ以内)

 企画セッションの開催を希望する方は、企画セッション提案書(様式任意、
A4サイズ1枚程度)にオーガナイザー(氏名・所属・連絡先)、セッションの主
旨、セッションの形式(パネル、ワークショップなど)、予定する司会と登壇
者(氏名と所属)などを記載し、実行委員会まで送付してください。
 企画セッション提案が採択された場合には、オーガナイザーは、論文・報
告部門と同様の形式の予稿集原稿を取りまとめて、実行委員会に送付する必
要があります。
 なお、この原稿はセッション形式に応じて様々な形をとることができます。
たとえば、統一テーマのもと複数人が論文・報告部門と同様に発表するよう
な場合には、各登壇者から原稿を作成してもらい、それを連続的につなぎ合
わせて、企画セッションの原稿とすることもできますし、あるいは、登壇者
全員分の発表内容をオーガナイザーがひとつの論文形式の原稿として作成す
ることもできます。

■予稿集原稿の体裁:
 予稿集の原稿の体裁は、以下の通りです。

   ・論文部門:A4サイズ2段組原則6ページ以内
   ・報告部門:A4サイズ2段組原則4ページ以内

※報告部門の場合、論文形式のほか、発表用資料の形式でも受け付けます。
 発表用スライドの場合は、1ページ2スライドで、2-6ページの範囲で自由と
 します。

※予稿集原稿テンプレートは、以下よりダウンロードしてください。
   http://www.telework-gakkai.jp/activity/ronbun-youko/
   http://www.telework-gakkai.jp/activity/files/genko_template.doc

■送付先・問合せ先:
 発表要旨、企画セッション提案書、予稿集原稿の送付、その他お問い合わ
せは、下記連絡先までお願いたします。

      第18回研究発表大会 実行委員長 三浦拓馬
       e-mail: tw-taikai[at]telework-gakkai.jp

※メール送信の際は下記の確認事項にご同意の上、お願いいたします。

   ・メール並びに要旨にご記入いただいたデータに含まれる個人情報は、
    第18回テレワーク学会研究発表会への応募・発表に関連する業務の
    ためにのみ利用いたします。
   ・「第18回テレワーク学会研究発表会事務局(以下、事務局)」は、事
    前にお申込者の同意を得ない限り、入手した個人情報を第三者に提
    供あるいは開示しません。
   ・お預かりしたデータに含まれる個人情報の内容について、確認、訂
    正や削除を希望される方は、大会事務局までご連絡ください。ご本
    人様であることを確認の上、速やかに対応いたします。


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■その他:
 発表申込された方、司会、コメンテーターの方々も参加申込は必要です。
 オンライン参加申し込み(懇親会申込も含む)は6月27日までにお願いしま
す。(現時点では、大会WEBサイトの参加申込ページは工事中です。)
 申込フォームあるいは申込後送られるメールに記載されている振込先に参
加費および懇親会費を振り込みください。
 6月27日を過ぎた場合は、当日会場での参加申し込みになりますが、原則事
前に申し込みください。

■大会組織:
  実行委員長(運営委員長兼務)
      三浦拓馬(学術部長 株式会社いわきテレワークセンター)
  プログラム委員長  中西穂高(帝京大学)
  委員  今泉千明(富士ゼロックス株式会社)
      金丸利文(沖電気工業株式会社)
      木下巌(協和発酵キリン)
      國井昭男(株式会社情報通信総合研究所)
      熊野健志(株式会社富士通研究所)
      小豆川裕子(株式会社NTTデータ経営研究所)
      鈴木文代(明治大学 事務局)
      通堂重則(エヌアイシー・ソフト株式会社)
      野口邦夫(社労士のぐちくにを事務所)

  運営支援 日本テレワーク学会事務局


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              ● 編集後記 ●
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> 年明け早々、株価の暴落が止まらなかったり、イランとサウジアラビアが断
>交したり、北朝鮮が「水爆実験」を強行したり、SMAPが解散の危機に瀕してみ
>たり、僅か2週間の間に実にたくさんの出来事が起き続けています。
>
> 今年は何がおきるのか、まったく分かりません。

と編集後記に書いたのがちょうど1ヶ月前。株価の乱高下はメチャクチャ、北朝
鮮は核実験に続いてロケット発射。桜島は噴火し、ゲス不倫に覚醒剤‥‥。
 ようやく1年の8分の1が過ぎたばかりで、年度も超えていないというのにこの
有様。本当に今年はどうなってしまうのでしょうか。

 7月の第18回日本テレワーク学会大会まで日本はもつのでしょうか。少し心配
になってきました。
                       (副会長兼広報部長・國井)

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     〒990-9530 山形県山形市上桜田3-4-5
     東北芸術工科大学 総務課内 日本テレワーク学会 事務局
     URL: http:/www.telework-gakkai.jp/
     e-mail(事務局): jats-enquiry@telework-gakkai.jp
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