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   JJ   @  a @ @  TT   SS  SS 日本テレワーク学会(J@TS)
   JJ  @  @@@ @  TT   SS     Newsletter
   JJ  @ @ @  @  TT     SS   J@TS-News Vol.150
   JJ  @  @@@@   TT      SS  発 行:2013年10月15日
 JJ JJ   @        TT   SS  SS  発行人:市 川 宏 雄
 JJJJ    @@@@@@   TT     SSSSS  編 集:広  報  部
                    http://www.telework-gakkai.jp/
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皆様、こんにちは。
10月だというのに、30℃を超える真夏日が続いたり、この10日間ほどで台風
が4つも続いて発生するなど、おかしな気候が続いております。極め付けは
10年に一度といわれる大型台風26号です。しかも、10/16の出勤時間帯に関東
地方を直撃し、最大風速は45mにもなるという予報。風速45mだと車も横転
するそうです。こういう時は、電車も止まるし、危険なだけなので無理せず
にテレワークに切り替えて仕事をしたいものですが、どの位の方がそういう
対応をできるのでしょうか。早く、多くの企業でそういう対応ができるよう
になりたいものです。

              ■ 目 次 ■
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□ テレワーク周辺教養講座 第7回
    『2013 SOHOエージェントの現状と課題、そして未来』(その2)
□ 9月の新入会員のご紹介
□ 編集後記

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● テレワーク周辺教養講座 第7回
  『2013 SOHOエージェントの現状と課題、そして未来』(その2)●
          鰍「わきテレワークセンター東京オフィス 三浦拓馬
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●SOHOエージェントが抱える課題とは?

 220万人の自営型在宅テレワーカーが存在する。(国土交通省 テレワーク
人口実態調査2012)。就業人口の約3.7%に相当するこれらの人材リソースを
どのように活用できるか? SOH0エージェントに注がれる期待は大きい筈。
 しかし、前回掲載した「SOHO支援団体調査」(2008年)によると、自営型
在宅テレワーカーやSOHO事業者のSOHOエージェントの利用率は高いとは言
えない。調査結果では以下のような課題が指摘された。

 ■SOHO事業者の7割以上は支援団体(SOHOエージェント)を利用してい
  ない。
 ■主な理由は、SOHO支援団体の認知度が低いこと、仕事の継続的受注への
  期待度が低いこと。

 この結果の背景には、相談・コンサルテーションや研修を軸として人材リソ
ースのスキルレベルの向上を前提とするSOHOエージェントに対して、仕事の
受発注のみに興味関心の高いSOHO事業者との意識の差があることが指摘され
た。

 課題を整理すると以下のようになろうか?

1 仕事の受注の課題
 SOHO事業者や自営型在宅テレワーカーに相応しい継続的な業務の確保が困
難である。
 在宅テレワークに対する社会的認知度が低く、また成果物に対する社会的
信頼性が確保されていないため、業務発注者にとっては、在宅テレワーカー
に業務を発注することがリスクになるという先入観があり、仕事の発注を躊
躇させている。

2 人材育成の課題
 成果に対する意識差が大きく、在宅テレワーカーのスキルレベル向上の妨
げになっている
 在宅テレワーカーのスキルは標準化されたものではなく、個人のスキルレ
ベルに依存するケースが少なくない。そこでエージェントとしては、要求仕
様を十分に満たすための基礎的なスキルや在宅就業に関するマナー・知識等
の学習機会を設定するが、あまり効果的ではない。また、こうした人材育成
をSOHOエージェント自らが行うには人材の量質(支援団体自体の事業規模
の限界)ともに圧倒的に不足している。また適切な人材育成と投資は事業規
模からして困難。

3 セキュリティ対策の課題
 業務受注のためにはセキュリティ対策の整備が不可欠だが、発注者を説得
できるだけのセキュリティ環境の整備ができていない。

 SOH0エージェントのこうした課題は、エージェント自身の企業努力によ
って成功事例がないわけではない。

  インターネット接続サービスのテクニカルサポートを軸としたビジネス
モデルCAVA制度(.com Advisor & Valuable Agentの略称)で全国約2000人
のICTリテラシーの高い在宅テレワーカーを組織化し成功しているNTTコム
チェオはその最大の成功事例といえよう。

 また当社鰍「わきテレワークセンターは、ISPテクニカルサポートデスク
の運営や各種のテレマーケティングサービス、電子書籍制作業務などで定常
テレワーカー172人をネットワーク化し成果を上げている。同時に厚生労働
省と地方自治体が実施する「ひとり親家庭等の在宅就業支援事業」では福島
県内だけで1200人以上の在宅テレワーカーを育成し、その70%が在宅での
仕事を進めている。

 広義のSOHOエージェントの範囲に入るこれらの成功事例は、いわば人的
リソースのスキルの高度化を徹底し、多様な業務に対応した「周到な準備」
によって支えられているといえる。いわば単なるネットワーカーの登録情報
だけに頼るビジネスモデルではなく、「顔の見えるバーチャルネットワーク
」のシステム化に成功したことが成功要因といえる。

 とはいえ、事業者としてのSOHOエージェントは、2013年の今日に至っ
ても極めて厳しい環境に置かれているのも事実だ。

 特に競合環境として、中国をはじめアジア各国との熾烈なコスト競争の
真っ只中に置かれ、コストと品質を同時に問われる環境の中では、現在の
エージェントの体力では総合力が発揮できない。より高品質なアウトプッ
トを低価格で実現できるかどうか問われている。

 同時に見逃してはならない外部環境の急激な変化が、SOHOエージェン
トの事業に強いインパクトを与えている。

 それはクラウドソーシングという新しいビジネスモデルの登場だ。

(次回に続く)

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          ●   9月の新入会員のご紹介   ●
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9月の入会者は、ありません。

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          ●  編 集 後 記  ●
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約1ヶ月前ですが、休暇を利用してトルコに 旅行してきました。デモのニュー
スが流れていたイスタンブールは、デモもなく街自体はとても活気があり、今
度は一週間位滞在したいと思わせる魅力的な街でした。女子大生が殺害されて
有名になったカッパドキアはもともと奇岩で有名な観光地。まるで、宇宙のど
こかの惑星にでもいるような印象を持つくらいの素晴らしいところです。欧米
からの観光客も多く、決して危ない地域ではないだけにあのような事件が起き
しまって印象が悪くなってしまったことはとても残念なことです。
トルコは親日国で知られていますが、それは歴史に起因しています。1890年に
起きたエルトゥールル号遭難事件です。詳しくは下記urlをご参照ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%AB%E5%8F%B7%E9%81%AD%E9%9B%A3%E4%BA%8B%E4%BB%B6
このときの日本の対応が教科書に掲載されているとのことです。
旅行を通して両国の繋がりを改めて知りましたが、教科書の影響って、想像
以上に大きいですね。
                           (広報部 佐堀)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━夏

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