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   JJ   @  a @ @  TT   SS  SS 日本テレワーク学会(J@TS)
   JJ  @  @@@ @  TT   SS     Newsletter
   JJ  @ @ @  @  TT     SS   J@TS-News Vol.144
   JJ  @  @@@@   TT      SS  発 行:2013年7月16日
 JJ JJ   @        TT   SS  SS  発行人:市 川 宏 雄
 JJJJ    @@@@@@   TT     SSSSS  編 集:広  報  部
                    http://www.telework-gakkai.jp/
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第15回発表大会は多くの方にお集まりいただき、学会からの政策提言も行わ
れ、成功裏に終わりました。また、テレワークと関連の深いクラウドソーシ
ングも大きく進展しつつあるなど、テレワークはいよいよ新たなステージに
入ったような印象です。学会として、研究面からこの動きをさらに加速して
いきたいものです。

              ■ 目 次 ■
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 □  第15回日本テレワーク学会研究発表大会(北見大会)開催報告
 □「システム環境構築研究部会」メンバ募集のお知らせ
 □ テレワーク周辺教養講座 第6回
              『情報セキュリティとテレワーク』(その2)
 □ 6月の新入会員のご紹介
 □ 編集後記

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  ● 第15回日本テレワーク学会研究発表大会(北見大会)開催報告 ●
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 第15回日本テレワーク学会研究発表大会が、7月6日(土)・7日(日)の日程で、
北見工業大学(北海道北見市)を会場に開催されました。
 首都圏で開催する年と比べて遜色のない多数の学会員が参加し、2日間に亘
って有意義な報告や議論を展開することができました。

■基調講演
 経済評論家の勝間和代氏による基調講演「テレワークの普及に向けて『知
の共有』の考え方を整理する」が行われました。この基調講演は、学会員以
外も参加できる形態で開催され、100名以上の方々にご参加いただきました。

■研究発表
 学会員が参加する個人研究発表は、計21件の発表が行われ、多彩な研究発
表・報告と活発な意見交換・質疑応答が行われました。

■特別企画(SIGセッション)
 田澤実行委員長のコーディネートにより、「テレワークが向かう『次のス
テージ』とは? 〜全国のテレワーカーの生の声をまじえて」が開催され、
WEB会議システムにより遠隔地のテレワーカーと会場の参加者の意見交換な
どが行われました。

 大会の模様につきましては、

【学会WEB】http://www.telework-gakkai.jp/
【学会Facebook】https://www.facebook.com/japan.telework.society

にて紹介致しております。

 6日には第15回通常総会も開催され、定足数の2倍以上の参加を得て、
     ・2012年度活動報告
     ・2012年度決算
     ・新役員承認
     ・2013年度活動計画
     ・2013年度予算
などが審議・報告され、いずれも満場一致で承認されました。

 また、大会において、テレワークをめぐる現下の社会環境や、政府の政策
等に鑑み、「テレワークが先導するトランスボーダー社会 −新たな価値創
造のための政策提言−」が発表されました。
http://www.telework-gakkai.jp/transborder/

 この学会提言の模様や研究発表について、マスコミの取材があり、NHKの
ニュースで紹介されています。
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20130706/61e0527c8f0a5a1528120f01fc659904.html

 この他にも、懇親会や大会終了後のエクスカーション(視察?)など、楽し
い企画も盛りだくさんで、参加者の皆様は大いに満足してお帰りになったこ
とと思います。

 田澤実行委員長(ワイズスタッフ)、有田副委員長(北見工業大学)を始め、
実行委員会の皆さまの多大なご苦労の賜と感謝致しております。
 また、駅ビルに大きな垂れ幕を掲げて歓迎してくださった北見市様は、
移動のためのバスもご提供いただくなど、地元自治体・各種団体の皆さま
のご支援には大変感謝致しております。
 この場をお借りして、関係者各位にお礼を申し上げます。
                            (文責:國井)

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    ● 「システム環境構築研究部会」メンバ募集のお知らせ ●
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  現在、以下の新規研究部会が立ち上がっております。
  ご興味のある方は、事務局(telework-office[at]xqh.biglobe.ne.jp)まで
ご連絡ください。折り返し、主査の連絡先をお知らせいたします。

【システム環境構築研究部会】 (略称 システム研究部会)
  活動期間: 平成25年4月〜平成28年3月 (3年)
  主    査: 金丸 利文 (OKI)

  部会の目的:
過去、3年弱の期間にわたり、テレワークを支援するICTツール研究部会とい
う形で活動してきました。平成24年10月号において、テレワークを支援する
ICTツールという論文特集を組んで、各会員の日頃の研究成果を発表しました。

研究部会で今後のことを議論した際に、ICTツールというのは中心ではあるけ
れども、それだけではテレワーク環境の拡大というのは望むのは難しいだろ
うという意見が出たことを受け、今までの「テレワークを支援するICTツール
研究部会」で扱った範囲を広げ、テレワークを実現する環境を議論する場と
して本研究部会を立ち上げました。以下のテーマで議論をしていきたいので、
興味のある方のご参加をお待ちしております。

1.超臨場感テレワークシステムのようなテレワークを支援するハードウェアや
 ソフトウェアのあり方。
2.テレワーカーのシステム利用時の心理環境の分析とシステムへの展開
3.大企業や中小企業などの環境を考慮したテレワーク環境の導入法
4.テレワークシステムと人事制度、ワークライフバランス施策とのマッチング

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 ● テレワーク周辺教養講座 第6回
             『情報セキュリティとテレワーク』(その2)●
                 トレンドマイクロ株式会社 赤間 健一
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 前回は、情報は漏洩してしまうことを前提に、効率よくリスクを低減してい
くことが、テレワーク導入において重要であることをお伝えしました。
今回は急速に普及しているスマートデバイスとBYOD(Bring Your Own 
Device)とセキュリティについて注目してみたいと思います。

スマートデバイスとは、AndroidやiOS等を搭載しているスマートフォンやタ
ブレット端末の多機能端末の総称です。2011年以降、スマートフォンはフィ
ーチャーフォンを販売台数で逆転しており、タブレット端末の出荷台数は、
2013年にノートPCを上回り、2015年にはPC全体の総出荷台数も上回る見込
み[出典:IDC]であり、この数年でIT環境が大きく変化し、テレワークを取り
巻く環境にも影響を与えています。

企業においては、これまで貸与PCを集中管理することでセキュリティリスク
を担保してきましたが、スマートデバイスを企業で活用するにあたり、利便
性と引き替えに管理は分散し、盗難、紛失の増大や管理責任の複雑化による
管理不届き等によるセキュリティリスクが増大しています。
さらに個人所有端末を利用するBYOD環境下では、経費抑制、使い慣れた端末
での積極的活用、スマートフォンの2台持ちが不要などのメリットと引き替え
に、公私区分が徹底されていない場合においては、情報漏洩のリスクが増大
します。

管理においてはMDM(Mobile Device Management)と呼ばれるモバイル
機器管理のアプリケーションの導入により、@端末自身とその状態の管理、
A端末の認証によるアクセス権限の管理、B端末の利用の管理 をおこない
ます。これらにより、マルウェア対策や、アプリケーション管理、紛失時に
回線経由で端末をロックするリモートロックや、データを消去するリモート
ワイプによる情報漏洩対策がおこなわれます。 

またBYODにおいては、デバイスの公私区別がおこなえるソリューション
(業務とプライベートを分離できる)が用意されているなど、環境整備は進
んでいます。しかしながら、BYODが認められており公私区別が徹底されてい
る環境はまだ少数であり、個人所有の端末に業務データが保存されている、
もしくはクラウドサービスに置かれたデータを参照できる状態にあるなど、
IT環境の変化に対応できず、セキュリティポリシー/ガイドライン無き状態に
よる非認可のBYODが黙認されている現状があります。

テレワーク/モバイルワーク環境におけるBYODの労務管理の課題として、個
人所有端末で業務している状態を勤務時間として認めるのかどうか、一例と
して、出社/帰宅途中の電車中で業務メールを閲覧したり返信することは、
時間外業務に含まれるのかどうか。また、デバイス紛失等の際、情報の消去
が直ちに実施されるポリシーの場合、個人の情報も同時に消去されるため、
情報の保護が課題となります。

企業はスマートデバイスの普及、およびBYODの活用にあたり、情報の扱いに
おいて、企業の規模に依らず早急にMDMの導入とセキュリティポリシーとガ
イドラインの策定が必要であると考えます。

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          ●   6月の新入会員のご紹介   ●
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6月の入会者は、正会員1名、学生会員4名の合計5名でした。

1.正会員
1)木村淳一(株式会社ファステップス)
 スマートフォンの学習アプリを企画、開発する部署に所属しております。
PCを使うe-Learningより一歩進んで、スマートフォンを活用して更に時間、
場所にとらわれない学習環境をお客様に提案しております。貴学会とのコン
セプトに重なる点もあると思い、また、定平誠教授のご紹介もあり、申込い
たしました。

2.学生会員
1)永里賢治(東京農工大学大学院)
 この度、入会させて頂きました東京農工大学大学院(社会人学生)の永里
賢治と申します。元々は協和発酵工業に入社し、研究所、開発、欧州販売会社
(ドイツ)、中国駐在員事務所(上海)を経て、現在は三菱化学との合弁会社
に出向しております。研究としては多国籍企業の経営や研究開発のグローバル
化に興味がありますが、これからテレワークが果たす役割がますます重要にな
ると考えています。まだまだ初学者ですが、今後とも宜しくお願い申し上げま
す。

2)牧野千里(尚美学園大学)
 学会で発表します大学の携帯サイトは今までにない大学のアプリとなりま
す。教授のPVは個性を活かし、楽しんでいただけるよう制作しましたので、
ぜひダウンロードしていただけるとうれしいです。

3)白幡早央里(尚美学園大学)
 尚美学園大学の定平誠教授から紹介いただきました、尚美学園大学の白幡
です。テレワークのひとつであるサテライトオフィス勤務に興味があり、知
識を深められたらと思い入会希望に至りました。どうぞよろしくお願いいた
します。

4)小島千佳(尚美学園大学)
 場所や時間を選ばない柔軟な働き方がでるき「テレワーク」という考えに
大変、興味を持ちました。また、現在大学で、ウェブを用いた地域活性化に
ついての研究も行っているので、テレワークによる地域の雇用効果などを深
く研究し、知りたいと考えております。13年度の学会において、様々な刺激
を頂きたいと思っております、よろしくお願い致します。

(以上、敬称略)
※各入会者のコメントは、入会申込書の「入会動機、自己紹介、テレワーク
への関わり、関心分野等」にご記入いただいたものをそのまま掲載しており
ます。

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          ●  編 集 後 記  ●
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関東地方では例年よりも早く5月末に梅雨入りし、梅雨明けも例年よりもかな
り早い7月6日でした。その後、連日、各地で発生している熱中症のニュース
が報道されているように毎日のように猛暑が続いております。
夏はまだまだ始まったばかりで、本番はこれからです。皆さま、暑さ対策を
しっかり行って、くれぐれもお身体をご自愛ください。
さて、もう一つ、熱い夏といえば夏の高校野球甲子園大会。全国各地で都道
府県の予選大会が開催中で代表の座をかけて熱戦が繰り広げられています。
神奈川県の予選では、昨夏甲子園で脱三振ショーを繰り広げた松井投手率い
る桐光学園の試合が3連休中の日曜日にありました。2回戦にもかかわらず球
場は松井投手の脱三振ショーを期待する観客で満員。日曜日とはいえ2回戦
で満員になることはめったにありません。プロのスカウトが最も注目する選
手の一人でもあり、その人気は絶大です。結果は脱三振ショーとはいきませ
んでしたが、何とか初戦を突破しました。
さてさて、今年はどのようなドラマがみられるでしょうか。予選大会ならで
はの楽しみ方があります。暑い夏を地元の高校球児たちの熱い戦いを夏の熱
い太陽の下で汗をかきながら応援して楽しむのもいいかもしれません・・・
・・ね。但し、観戦中は水分補給をくれぐれもお忘れずに!
                           (広報部 佐堀)

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  〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1
  明治大学研究棟 市川宏雄研究室内 日本テレワーク学会 事務局
  URL: http:/www.telework-gakkai.jp/
  e-mail(事務局): jats-enquiry@telework-gakkai.jp
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