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JJ @ a @ TT SS SS 日本テレワーク学会(J@TS)
JJ @ @@@ @ TT SS News Letter
JJ @ @ @ @ TT SS Vol.1(創刊号)
JJ @ @@@@ TT SS 発行:1999年8月
JJ JJ @ TT Ss Ss 発行人:大西 隆
JJJJ @@@@@@ TT SSSSS 編集:広報・編集委員会
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■ 目 次 ■
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○ 巻頭言 代表幹事就任にあたって
○ 日本テレワーク学会、設立さる
○ 総会決定事項
○ 第1回幹事会報告
○ 会計報告
○ 学会広報
◆入会の仕方、会費支払いについて
◆学会事務局電子メールアドレスの変更
◆学会ホームページの新規立ち上げとURLの変更
◆広報・編集より/編集後記
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巻頭言 ●代表幹事就任にあたって ●
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テレワーク学会発展の道
去る6月の第1回総会で代表幹事に就任した大西です。総会前から今日まで、
結構事務局としての仕事も多く、何人かの幹事の方々と、まさに「幹事」とい
う呼称が相応しいと話しています。
入会勧誘や、賛助会員のお願いをしながら実感しているのは、この学会の必
要性を疑う声の少ないことです。情報通信の発達が、働き方にも大きな変化を
もたらすことを多くの方が確信しているのです。つまりテレワーク学会の裾野
はすでに広く、奥行きは深いのです。
むしろ、テレワーク時代の幕開けにぎりぎりに間に合った感のある学会とし
ては、早急に陣容を整え、必要な研究を推進しなければなりません。その意味
では、さる6月の総会にともかく研究発表会を行い、20編の論文が寄せられた
ことは、学会の土台の形成にとても有意義でした。
発足間もない幹事会でも、初年度の活動に向けてそれぞれの分野で活動案が
練られ、実行に移されつつあります。今秋以降、より多様で充実した学会活動
を行い、会員や関心をお寄せの方々に参加していただくことができると思って
います。どうぞよろしくお願いします。
テレワーク学会 代表幹事
大西隆(東京大学先端科学技術研究センター 教授)
taka@urban.t.u-tokyo.ac.jp
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●日本テレワーク学会、設立さる ●
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1998年春から、既存の様々なテレワーク関連組織や研究者の間で、テレワー
クに関する正式な研究組織をつくろうという機運が高まっていたが、同年9月
東京麹町の弘済会館で設立準備会の旗揚げがなされた。 以来、140名余の準備
会メンバーを母体として、その中から、学会設立と研究発表大会の開催に向け
た具体的な準備を進めるメンバーを募り、7回にわたる会議やネット上の論議
と共に準備作業が行われてきた。
★以上の詳細は、日本テレワーク学会Home Pageの「学会設立以前の活動」
に掲載中
http://jats.rcast.u-tokyo.ac.jp/tw/setsuritsu/izen/izen.html
1999年6月5日、日本テレワーク学会設立総会ならびに第1回研究発表大会
が東京大学工学部14号館で開催され、日本テレワーク学会(Japan Telework
Society、略称「J@TS」)が正式に発足した。参加者はおよそ130名、多くの研
究発表と、将来のテレワークの可能性を探るワークショップなどに対して、熱
心な議論が交わされ、設立イベントは成功裏に終わった。
10時からの研究発表大会は、合計20題がA,B,Cの3会場に分かれて報告
され、活発な意見交換が行われた。発表者はのべ28名、そのうち約半数が大学
所属の研究者であるが、企業関係ではシンクタンク、情報関連事業部、SOHO型
自営業そして財団法人の研究者や理工学系大学院生まで多岐にわたり、幅広い
研究分野を対象とすることになるこの学会の性格を端的に表していた。
14時15分から、W.スピンクス氏(城西国際大学)のコーディネートのもと、
ワークショップがA会場で開催された。パネリストは、竹内佑一氏(IBS)、
仲隆介氏(宮城大学)、山本喜則氏(高崎経済大学)、比嘉邦彦氏(東京工業
大学)で、司会は篠原二三夫氏(ニッセイ基礎研究所)がつとめた。パネリス
トそれぞれの発表の後、テレワークは、勤労の場所や時間を自由にする手段に
とどまるのか、それ自体新しい価値を創造する可能性をもつのかなど、興味深
い論点に関して、熱心な討論が続いた。
16時45分からは設立総会が開催され、規約が一部修正の後可決され、日本テ
レワーク学会(J@TS)が発足した。続いて、活動計画、年次予算が承認され、
最後に学会の役員となる幹事20名が選出された。その後直ちに、第1回幹事会
が開催され、大西隆氏(東京大学)が代表幹事に選出された。
18時からは、同敷地内にある学士会館分館において、懇親会が盛大に催され、
20時盛況の内に幕を閉じた。
★以上の写真入り詳細については日本テレワーク学会Home Pageに掲載中。
http://jats.rcast.u-tokyo.ac.jp/tw/
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●総会決定事項 ●
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1999年度 日本テレワーク学会活動計画及び予算
I 活動計画
1 テレワークに関する研究活動などの推進
規約第6条に定める、諸活動(研究発表、学会誌発行、研究促進事業、交流、
その他)を実施する。
2 活動促進組織の形成
上記活動を促進するために、幹事は、会員の中から有志を募り、各種委員会
を組織する。
3 会員拡大活動
本会の設立を各方面に広報し、新入会員(正会員、学生会員、賛助会員)の
拡大を図る。
4 会の根幹をなす活動の推進
初年度に当たり、テレワーク関連分野における定例研究会の発足、HPや電子
メイルによるニュースレターの発行、学術研究発表など、会の根幹をなす活動
の確立に務める。
II 収支予算(1999年6月5日から2000年3月31日)
1 収入の部
正会員会費 100人 100万円
学生会員会費 20人 10万円
賛助会員会費 50口 100万円
その他(寄付など) 40万円
収入計 250万円
2 支出の部
研究発表会費 40万円
(論文集印刷・大会・総会運営)
ニュースレター発行費 30万円
定例講演会開催など研究促進費 60万円
国内外交流事業費 20万円
委員会費 10万円
事務局費 40万円
予備費 50万円
支出計 250万円
III 第1期役員(1999年6月5日から2001年3月31日。以下、敬称略)
[代表幹事]
大西隆(東京大学)
[幹事]
市川宏雄(明治大学)
江上節子(産能大学)
小野田勝洋(NEC)
國井昭男(NTT)
小島敏宏(和歌山大学)
小杉正太郎(早稲田大学)
佐堀大輔(キャノン)
篠原二三夫(ニッセイ基礎研究所)
柴田郁夫(青森大学・志木サテライトオフィス)
ウェンディ・スピンクス(城西国際大学)
竹内佑一(計量計画研究所)
野口邦夫(東芝)
萩原直朗(富士ゼロックス)
比嘉邦彦(東京工業大学)
松村茂(東北芸工大学)
山本喜則(高崎経済大学)
吉田憲正(日本サテライトオフィス協会)
[監事]
下崎千代子(神戸商科大学)
松岡温彦(湘南総合研究所)
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●第2回幹事会報告 ●
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第2回幹事会が、1999年7月5日、東京日比谷のニッセイ基礎研究所会議室に
おいて開催され、設立に伴う様々な報告とともに、当面する諸課題の解決に向け
ての具体的な組織構成が審議され、以下のように決定された。
[報告事項]
1 設立総会・研究発表大会の報告
開催状況、会計処理結果が事務局より資料にて報告された。
参照:日本テレワーク学会設立報告
会計報告
2 会員入会状況の報告
氏名、所属を含むリストにて入会状況が事務局より報告された。 現在、100名
程度で賛助会員も予定の半分程度である。今後、会員獲得へ向けて一層の努力が
必要である。また各幹事から賛助会員として可能な組織へ働きかけを行う。それ
に必要な書類はすでに事務局にキットがある。
[審議事項]
3 今後の活動と役員の任務分担
以下のセクションが大西代表幹事より提案され、各幹事の意思表示により役割
を決定した。以下、〇印は責任者。
事業関係
「テレワーク懇話会」の開催
テレワーク実施者、テレワーク政策担当者、テレワーク研究者などに
よる講演会を開催し、テレワークの最新動向を知ると共に、会員交流を
はかる。賛助会員のためのサービスという位置づけもある。年度内に4
−5回行いたい。(今年度はすでに年度半ばなので2−3回程度)
担当幹事:〇江上節子、小島敏宏、柴田郁夫、國井昭男、吉田憲正
「テレワークシンポジウム」
テレワーク学会のお披露目をかねて、他の諸団体と連携をはかりつつ、
テレワークシンポジウムを開催する。テレワークdayに今年連絡会議
ができたので、それと関連させて行う。来年早々、または3月予定。
担当幹事:〇竹内佑一、吉田憲正
学術関係
論文誌
研究論文誌の準備(審査方法、刊行方法、頻度)
担当幹事:〇比嘉邦彦、大西隆、ウェンディ.スピンクス
第2回研究発表大会
開催時期、場所、方法等の検討と準備
担当幹事:〇山本喜則、佐堀大輔
広報・編集
学会の定期刊行物(学術論文関係を除く)のあり方検討。
特にニュースレターの編集と発行。基本的に学会HPを中心にして会
員への連絡を行うが、ネット経由でニュースレターも流す。その際、
書類の添付は行わず、txt形式で送る。現在、非会員も学会HPを見
ることができるが、今後、閲覧にパスワードを導入するなども検討す
る。
学会HPの構築、更新
HPへの掲載内容、維持管理の方法も検討
担当幹事:〇山本喜則、野口邦夫、松村茂
企画
テレワーク学会らしいユニークな今後の活動について企画する。
担当幹事:〇大西隆、市川宏雄、小杉正太郎、ウェンディ.スピンクス
国際
海外団体との積極的な交流をはかる。
担当幹事:篠原
組織
正会員拡大、賛助会員拡大をはかる。総会での目標会費計は250万円。
担当幹事:〇小野田勝洋、小島敏宏、萩原直朗、松村茂
事務局
名簿の発行は印刷物で年1回または2年に1回郵送する。入退会、会費
管理、学会HPのサーバ管理
担当幹事:〇大西隆、瀬田史彦(非幹事)、清水(職員)
5 その他
今後の幹事会開催予定、その持ち方を検討。次回は9月13日14:30より
16:30。ニッセイ基礎研究所にて行う。
4 幹事会運営へのインターネットの活用
幹事会用のメーリングリストが構築されているので、今後、ネット上で議論
をすることができる。
★以後の幹事会メーリングリスト上の議論の結果、規約に則り、今後、幹事会
の各セクションは、幹事以外の会員にも依頼して業務を遂行する委員会形式に
発展させていくことになりました。その節はご協力をお願いします。
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●会計報告 ●
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日本テレワーク学会事務局
(1) 会費内訳
(2) 大会・総会収支
収入: 資料代 2,000円×106冊=212,000円
支出: 印刷代 189,000円+送金代472円= 189,473円
学生アルバイト代 6,000円×6名 = 36,000円
雑費(学生弁当代、文具費等) 27,307円
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支出合計 252,779円
収支: ▲40,779円
(3) 懇親会収支
収入: 会費 5,000円×55名=275,000円
支出: 料理 248,440円
会議室料 24,150円
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支出合計 272,590円
収支: 2,410円
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●学会広報 ●
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◆入会の仕方、会費支払いについて
新規入会にあたっては現会員1名の推薦と学会から連絡可能な電子メールア
ドレスを有していることが必要です。以下の項目にご記入の上、日本テレワー
ク学会事務局宛、電子メールでお申し込みください。電子メールの件名は「日
本テレワーク学会入会申込」としてください。
学会幹事会にて審議の上、結果を電子メールにてご通知いたします。幹事会
はネット上でも審議を行いできる限り迅速に処理しますが、ご通知まで2週間
程度、時間がかかることをご了承ください。
申込先電子メールアドレス:telework@urban.rcast.u-tokyo.ac.jp
(日本テレワーク学会事務局)
---------------------電子メール用切り取り------------------------------
日本テレワーク学会入会申込書
年 月 日
私は日本テレワーク学会に入会したいので、以下の項目に記入の上、申し
込みます。
氏名(ふりがな):
勤務先・所属:
連絡先 郵便番号・住所:
連絡先 TEL:
FAX:
連絡用電子メールアドレス:
推薦者氏名(日本テレワーク学会会員):
テレワークへの関わり、関心分野等自由にご記入ください:
--------------------------以上、切り取り----------------------------
◆学会事務局電子メールアドレスの変更
日本テレワーク学会事務局の電子メールアドレスが、設立時の研究発表大会論
文集に記載されていたものより簡略化され、
telework@urban.rcast.u-tokyo.ac.jp
になりました。
◆学会ホームページ新規立ち上げとURLの変更
日本テレワーク学会のHP作成は広報・編集委員会が担当しています。今回、
新たに学会公式HPが立ち上がりました。URLはドメイン名に本学会の略称で
ある
J@TS
を入れた新しいものになりました。
日本テレワーク学会ホームページ
http://jats.rcast.u-tokyo.ac.jp/tw/
◆広報・編集より/編集後記
雑誌の創刊号は、通常盛りだくさんの魅力的な記事で埋められているものです
が、学会の広報誌の場合はどうしても連絡記事が中心になってしまいます。広報・
編集委員はそれぞれボランティアで行動しているため限界はありますが、できる
だけ新しい企画を取り入れていくつもりです。次号以降では学会の報告記事だけ
でなく、会員のテレワーク研究の状況を広くお知らせしていくことを計画してい
ます。会員の皆様からの情報提供もお待ちしていますので会員に広く知らせたい
記事があれば、学会事務局または広報・編集責任者(yamamo@tcue.ac.jp)まで
e-mailでお知らせください。
なお、ニューズレターのpdf版作成の企画も進行中です。この場合は、画像情
報も載せることができますが、受け手の会員の皆様のコンピュータにAdobe社の
Acrobat Readerがインストールされている必要があります。ただし、このソフト
ウェアは現在無償でダウンロードできます。また、将来的には、パスワード方式
を採用することで学会HPからニューズレターを取得してもらうという計画も検
討中です。
山本 喜則
広報・編集委員会メンバー
山本 喜則
野口邦夫
松村茂
荒木智行
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日本テレワーク学会
東京大学 先端科学技術研究センター 大西研究室
153-8904 目黒区駒場4-6-1
e-mail: telework@urban.rcast.u-tokyo.ac.jp
http://jats.rcast.u-tokyo.ac.jp/tw/
電話03-5452-5171 FAX 03-5452-5170
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