第24回日本テレワーク学会研究発表大会開催のお知らせ
第24回日本テレワーク学会研究発表大会実行委員会
日本テレワーク学会会員の皆さま
第24回日本テレワーク学会研究発表大会を以下の要領で開催致しますので、お知らせします。
詳細は今後大会WEBページ等でご案内いたします。
ご発表のお申し込みをお待ち申し上げます。
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第24回日本テレワーク学会研究発表大会開催主旨
【テーマ】 ~進化型テレワーク・ワーケーションの本質とは~ リゾートテレワーク先進地軽井沢の事例に学ぶ
第24回大会実行委員長 鈴木幹一(信州大学社会基盤研究所特任教授、福井県立大学客員教授、一般社団法人日本ワーケーション協会特別顧問、軽井沢リゾートテレワーク協会副会長)
2018年から政府は、TOKYO2020開催に伴う交通混雑緩和策としてテレワークの普及を積極的に進めてきた。また2020年には世界的な新型コロナ感染拡大に伴い、政府は拡大防止策としてテレワークやワーケーションの普及を積極的に行った。テレワークやワーケーションは、二つの目的を実現するために急速に普及してきた。
一方軽井沢におけるテレワークの普及は、30年以上前にさかのぼる。当時から別荘所有者は別荘をリゾートオフィスとし、ごく自然に別荘で仕事をしていた。2017年からは、主に民間事業者によってテレワークの環境がさらに整備された。2018年7月には軽井沢リゾートテレワーク協会(会長:土屋芳春)が設立され、軽井沢でのリゾートテレワーク体験会や、東京でリゾートテレワークの啓発活動や大手企業のオフィス見学会などを積極的に行った。豊かなライフスタイルを実現するためにはワークスタイルの多様性がひとつの有効な手段となる。とくにテレワークやワーケーションのような柔軟な働き方を実現することで、時間の有効利用が可能となり、通勤時間が短縮され、家族とのふれあいの時間も増え、生活をさらに豊かにすることができる。
なぜ軽井沢では、早い段階からテレワークが普及したのだろうか?軽井沢では、明治時代中期から、渋沢栄一、近衛文麿、徳川家や三井家など政財界人らが万平ホテルや三笠ホテルに集まり、交流していた。これが軽井沢のサロン文化の原点で、大正・昭和と時代が変わり、別荘に人を招いて交流するといった別荘文化に進化していった。今軽井沢では、別荘所有者・移住者・多拠点居住者・地域住民・観光客など多種多様な人たちが交わり語らい、人的ネットワークをベースとして、新しい価値を創出し、イノベーションを誘発している。また、別荘所有団体・ボランティア団体・学術機関・各種勉強会・趣味のコミュニティーなどのソーシャルキャピタルが高く、人生を充実させている人が多くいる。こうしたライフとワークが融合した新しいライフスタイルの創造こそ、テレワークやワーケーションの本質であろう。
本大会では、豊かなライススタイルの実現、ウエルビーング、人的交流、新価値創造、イノベーションの誘発、地域貢献、学び、移住など幅広い視点からテレワークやワーケーションを見つめ直し、ライフスタイル型テレワーク・ワーケーションなど、次世代型ワーケーションについて積極的な議論を展開していきたい。
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【開催日程・会場】
日程:2022年10月1日(土)
会場:「WORK × ation Site 軽井沢」
https://workxation.mec.co.jp/facility/workationsite-karuizawa/
※プログラム等詳細は、決定次第お知らせ致します。
【発表申し込み】
「論文部門」ならびに「報告部門」での発表を希望する方は、まず、発表の要旨を実行委員会まで送付してお申し込みください。採択された場合は、予稿集原稿を期限までに提出していただきます。
・発表要旨提出期限: 2022年8月15日(月)
・採択通知(予定): 2022年8月22日(月)
・予稿集原稿提出期限: 2022年9月12日(月)
※研究発表大会の論文(あるいは報告)申込み及び執筆要項は下記サイトをご参照ください。
http://www.telework-gakkai.jp/activity/ronbun-youko/
【大会についてのお問合せ先】
ご不明の点は第24回大会実行委員会(下記メールアドレス)までお問合せください。
taikai@jats-mail.net
【日本テレワーク学会誌2022年号の情報】
2022年号への掲載のための投稿締め切りは下記の通りです。
・研究論文・実践論文(査読付き) 2022年11月30日
・特集論文・特集報告(査読なし) 2023年01月15日
・研究報告・実践報告(査読なし) 2023年01月15日
※2022年号への投稿について、論文本体については研究発表大会の原稿テンプレートを使用し提出してください。
以上